風を感じて草食んで

星からのヒトサジの甘みやスパイスを暮らしのアクセントに

大まじめに考える「占いとの上手な距離感」

こんにちは 波優です。


誰もが自分の中に「人生をよりよく生きるための地図」というのを持っていて
道に迷うたびにそれを広げて見ることができる。
普段は必要ないし忘れているんだけど、いざという時に役に立ってくれるもの。
この地図の形やスタイルは、きっと人によって様々。
私にとっては占星術です。

羅針盤がなければ海を渡っていくことが難しいように
道に迷ったときに現在地を確認することは大事だと思います。
でもいくら人生の荒波に飲まれそうな状態であったとしても
延々地図を見ている状態というのは危なっかしい。
歩きスマホと似たようなもので、前方不注意でケガするイメージかなあ?
しっかり前も見ないとね^^

必要以上に占いを信じている人”Aさん”を例にしてみます。
Aさんは車に乗り「素敵な恋人に出会えるとこに連れてって」と入力しました。
ナビ(占い)は言います。
「ポン♪ 道ナリニマッスグデス」

…乗ってるだけ、ナビの声を聞いているだけ、では状況(人生)は変わりません。
自分でハンドルを握って車(人生)を動かしていかないと!
Aさんは「ナビ(占い)が言ってるんだから大丈夫だよね?」
と思い、えいや!っと車(人生)を動かしはじめました。
ナビ(占い)を信じてるんだから素敵な恋人に出会って当然、と
ナビの言うとおりに道なりにまっすぐ進みました。

ところがしばらくするとまさかの行き止まり!
絶対ここを通らないといけないのに通れない。先に進めない!
Aさんこの後どうするんでしょう?

Aさんはナビ(占い)を心から100%信用信頼している人です。
「あ~これで素敵な恋人に出会えなくなった…」
ってアワアワするかもしれません。
こんなはずじゃなかった、って思うかもしれません。
言う通りにしたのに、信じてたのに!って思うかもしれませんね。

占いを程よく人生に活用している人”Bさん”を例にしてみます。
全く同じ状況だった場合、Bさんは行き止まりを前に
Aさんと同じように心底「ええええ~…」とがっかりするでしょう。
こんなはずじゃなかった、って思うかもしれません。
信じてたんだけどなあ~と思うかもしれませんね。

でもBさんは”占いを程よく人生に活用しているだけ”です。
「ここにいても仕方がない、それなら!」
とバックしたり迂回したりしながら、どうにかこうにか
「素敵な恋人に出会えるとこ」
までのルートを探して、目的地にたどり着くことを最後まで諦めないと思います。
Bさんが本当に素敵な誰かに出会いたいなら、ね^^

もしかしたら迂回する道すがら、ひょんなことから素敵な誰かに出会っちゃって
「ロマンスのナビ様(占い?) 行き止まりをありがとう!」
となるかもしれないじゃないですか。ねえ?(笑)

結果は二択ではないけれど、何にせよ大事なのは
ナビ(占い)そのものに振り回されない自分でいる、ということかなあと思います。

占いは人生のツールにすぎませんが
「私の人生は私が作っている!」ということを忘れなければ
占いはきっとあなたの素晴らしい味方になってくれると思います。

ネイタルチャートはあなただけの地図です。
占星術で今の現在地、ちょっとのぞいてみませんか~?^^

 

 

それではまた!