一つ前でアングルについて説明しました。今回はアスペクトです
アスペクトとはラテン語で「見る」を表し、その名の通り
天体と天体は特定の角度を取ると互いに意識し合い、そこに意味が生じます
それではそこの牡牛座さん、
ちょっと草を食む口を止めて（いやもう食べながらでいいです！）
今日もよろしくお願いします＾＾
＜メジャーアスペクト＞
占星術で主に使われておりメジャーアスペクトと言われるものは次の５種類です
１）０度（コンジャンクション）
２）６０度（セクスタイル）
３）９０度（スクエア）
４）１２０度（トライン）
５）１８０度（オポジション）
※ちなみにホロスコープのサインは全て３０度で区切られており、
１２サインあるので３６０度の円になっています＾＾
１）０度（コンジャンクション）
天体と天体がくっついている。パンで言うと、「パン」です ←？？
パンは小麦粉とバターが入っていますよね？（卵なんかも入ってますけど^^;）
コンジャンクションしている状態ということは小麦粉とバター…もとい、
２つの天体のエネルギーがきれいに一体化しているということで
そこに何ら疑問が湧かない状態のエネルギーとなります。パン、なのです（笑）
絵の具で言えば白と赤が混ざり合ってピンクになっている状態
もはや白でも赤でもマーブル模様でもなく、そこにはピンクがあるだけ
０度はあまりにも一体化していて良くも悪くも表現されるエネルギーなのです
２）６０度（セクスタイル）
２つの天体が６０度離れたサインに位置している
セクスタイルは二人三脚。入退場門でずーっと出番を待っています
この角度は自分で生産的に使おうと思わないと表に出ていかないエネルギーなので
自分のホロスコープ（ネイタルチャートと言います）のなかに６０度があったら
ぜひ意図して使って欲しいと思います
６０度の天体はとても仲良しなので入退場門から出てスタート地点まで行ければ
同じ目的に向かって同じスピードで一気に動き出します！
スキップでもギャロップでもあなたの思うがまま。あなたのチャートには
このセクスタイル、ありますか？
３）９０度（スクエア）
２つの天体が９０度離れたサインに位置している
パンで言えばフランスパンです ←また出たパンｗ
フランスパンって上手に噛まないと固くて口の中血だらけになりませんか？
例えば「俺はここで〇〇する！」「私はここで△△したい！」と
まるで南海キャンディーズのネタのような角度がスクエアです
でもこのネタ、一見全く違うエネルギーがぶつかるばかりで自分勝手に見えますが
「面白い漫才を披露して人を笑わせたい！」という思いは同じなのです
スクエアは天体がそれぞれ自分のエネルギーを主張し合いぶつかるので葛藤しますが
目的さえ決めればうまく使うことが出来る、ともいえるのです
固いフランスパンも噛みよう。実は美味しいんですよ～！
４）１２０度（トライン）
２つの天体が１２０度離れたサインに位置している
この角度も仲良しの角度で、パンで言うと「生食パン」です ←また！ｗｗ
生食パンはもうそれだけで美味しい。何も足さない、何も引かない（笑）
何かをつけたり焼いたりしなくても十分そのままで美味しいのです
味わうととても幸せな気分になれますが、ふわふわしていて噛みごたえがありません
これがトラインの持つテーマとなります。あまりにも調和しており
これ以上頑張る必要はないと感じやすいエネルギー。場合によっては
「こんなふうに調和”してしまっている”」と出ることもあります
５）１８０度（オポジション）
２つの天体が向かい合ったサインに位置している
鏡写しのようにお互いのエネルギーを無視できない感じになります
「えっ…ちょっ…と待てよ、何かずっとこっち見てるんだけど何？」
とお互い見つめ合ってる感じです。戦い合うのではなくエネルギーの統合を目指すと
うまく使える角度なので、そのための歩み寄りが必要になります
例えば１８０度をうまく使えているとブロードウェイのミュージカルのような
感じになります。役者が意気揚々と出てくる→観客が指笛や拍手で出迎える→
やる気倍増！といったところでしょうか。お互い緊張感はありますが面白いものを
生み出しそうです。ところがこの協力関係が成り立たないとどうでしょう？
役者はやる気なさげに舞台に出る→観客もつまらないので拍手はしない、となり
役者の評価も観客の態度も残念なものになりますよね。１８０度は
「えっ…ちょっ…と待てよ、向かいのエネルギー取り込んだほうがいいんじゃ？」
という感じで積極的に統合を目指すとうまくいくのです＾＾
＜まとめ＞
１）０度 …良くも悪くもパン
２）６０度…二人三脚
３）９０度…フランスパン
４）１２０度…生食パン
５）１８０度…ブロードウェイのミュージカル
私がアスペクトを覚える時に何故か出てきた「パン」。個人的にとてもわかりやすい
例えなのですが、こうしてみると食べ物を出してくるあたり
やはり牡牛座だなあ！とつくづく実感しました（笑）
アスペクトの説明は以上になります
次からはちょっと新しいことを始めていきます＾＾
それではまた！
